平成24年5月31日 13:00〜14:40 |
第10回 からだとこころの健康シリーズ |
場所自治会館「やまびこ」 参加者 13名 |
内容: 1.ストリテーリング 神沢利子作 「おばあちゃんがふくろうだった話」 |
大津おはなしのとびら 岸本篤子さん |
2.寝たきりを防ぐ 2 「いつまでも口からおいしく食べよう」 |
比叡平在住 南出成子さん |
前回に続いて、岸本篤子さんの楽しいお話から始まった。 フクロウばあさんと、餌としてねらったネズミっこの間で、次第に育っていく友情〜親子のような情愛にほろりとさせられる不思議な世界を楽しむことができた。 「いつまでも口からおいしく食べよう」は、生活の中で大きな楽しみである「食べる」ことについて考えてみる機会となった。 普段何気なく行っている、食物を口に入れて噛んで飲み込む「嚥下」という動作が、実にたくさんの器官や臓器が、一分の隙もなく緻密に連動して働いている結果であることが分かった。 食物を食道ではなく、気管の方へ誤って飲み込んでしまうことを「誤嚥」と言い、誤嚥性肺炎の原因になる。 高齢者は、誤嚥性肺炎によって死亡したり、寝たきりになることが多いので、誤嚥を予防することは大変重要なことである。 いつまでもおいしく口から食べられるように、嚥下体操を全員で行った。 嚥下体操を無理なく毎日の生活に取り入れていきたいものである。 いよいよ食べられなくなった時には、胃瘻という医療技術で栄養をとることが可能である。 胃瘻については、可能ならば自分の希望を確認し、家族と相談して選択できることが望ましい。 食事をいつまでも楽しめるように、友人、仲間を大切にしていきたいものである。 |
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