平成25年10月30日 |
第16回 からだとこころの健康シリーズ 「最後まで自分らしく生きたい U」 |
場 所:住民交流センター「こもれび」サロンB 講 師:公益財団法人 京都SKYセンター・高齢者情報相談センター 相談員 冨岡みさを 氏 参加者:17名 |
1 エンディングノートを開いてみよう 前回、講師が「現在作成中」と言われていたエンデイングノートがいよいよ完成して、その紹介と説明をしていただきました。・終末期をどこで過ごしたいか ・救急時の救命措置を受けるかどうか(リビングウィル) ・その意思を周囲の人に伝える手段はどのようにすればよいか ・死亡時、連絡する人の氏名 ・葬儀の形や方法 ・どこに葬られたいか ・相続について:財産の内容・誰に譲りたいか 等々について、書きやすい部分から記入を始めていけばよいこと、出来れば、家族と話し合いしながら記入できれば、自分の意思を家族に共有してもらえるなどと話されました。 2 社会保障国民会議の報告書素案にみられる痛みを伴う改革 ・要支援1・2を介護保険から外して市町村の「新しい地域支援事業に丸投げ ・特別養護老人ホームに入所できる人を要介護3以上に制限 ・介護施設は増やさず、サービス月高齢者住宅を増やす方針 などから、今まで以上に高齢者は介護施設に入所することが難しくなります。できるだけ、健康を維持して地域で生活していくことが大切です。介護が必要となった時点では、助け合うことが出来る地域が大変重要となります。 3 住み慣れたところで安心して暮らしたい ・人と人とのつながり ・居場所づくり } 地域力を育てよう ・気兼ねなく世話を受けられる 参加された人の中には、エンディングノートを書こうと思う人も書かないでおこうと思う人もいて、それぞれの意見が出されました。大切なのは、その人らしく今日を大切に生きることではないかと感想にうなづく人が多くありました。 |
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