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第22回 からだとこころの健康シリーズ
「歯周病は万病のもと:健康の入口はお口から 『今日から実践 健口生活への道』」
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と き : 2015年7月30日(木)13:00〜15:00
ところ : 住民交流センター・サロンB
講 師 : 大津市保健所健康推進課
歯科衛生士 黒田ともみ
参加者 : 11名
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当シリーズとしては“歯や口の健康”についての取り組みは初めてのことであり、最近の新しい知見や技術を教えていただく良い機会になりました。
最初に「歯と口」のはたらきは、@食べ物を噛むだけではなく、A発音を手助けする B表情をつくる C肺炎などの疾患の予防に役立つ。
その結果、高齢者の生き生きした生活につながり、認知症予防に効果が認められています。
今回は、最も基本的な歯磨きの実際と、誤嚥予防に効果的な健口体操を教えていただきました。
皆さんの楽しそうな写真をご覧ください。
油断は禁物―歯周病
歯周病の最大の原因は歯垢(プラグ)であり、歯磨きが大切になります。
参加の皆さんに歯ブラシを一本ずつプレゼントして、黒田さんが持参された手鏡をのぞきながら歯磨きの練習をしました。
・歯ブラシの毛の方さ:普通またはやわらかめ
・植毛部分:指1本半くらいの小さ目、毛先はまっすぐでシンプルなもの
・持ち方:鉛筆を持つように
・動かし方:力をかけ過ぎずに磨く。歯と歯ぐきの境目にブラシを当てる。
ゴシゴシでなくコチョコチョと
・最近の歯磨き剤はフッ素が配合されているので、虫歯予防に効果がある。使用量1〜2cm程度をつける
・歯ブラシの交換時期:裏側から見て毛が横に大きくはみ出ていれば交換
・歯と歯のあいだは、 デンタルフロスや歯間ブラシなどを使うと有効
・舌や歯ぐきの清潔にも気をつけましょう
1. 誤嚥性肺炎を減らすために、口の中の細菌を減らすことが大切です。
口のはたらきを維持向上させるために健口体操は有効です。
唇・頬・舌の体操をして、顔じゃんけん・早口言葉などみんなで楽しく行いました。
お口の健康は介護予防の第一歩です。リーフレットを差し上げます。
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