第24回からだとこころの健康シリーズ「介護保険を知ろう」
| とき:2016年9月29日
ところ:山中比叡平住民交流センターサロン3号室
講師:中あんしん長寿相談所 社会福祉士 小嶋好美(山中比叡平担当)
同上 主任介護支援専門員 岩内美佐子(山中比叡平担当)
参加者: 8名
中あんしん長寿相談所とは … 大津市中部ブロック(滋賀・山中比叡平・長良・逢坂・中央)の住民が地域で暮らし続けられるように応援する「高齢者のための介護や福祉の相談窓口」である。専門職(保健師・社会福祉士・主任介護支援専門員)が連携しながら相談に対応している。
よく寄せられる相談 … 玄関先に手すりをつけたい。デイサービスに行ってみたい。最近よく転倒するようになった。遠方の娘より「実家の一人暮らしの親が心配」と連絡。新聞がたまっている。担当してもらっているケアマネのことを相談したい。介護に疲れた。 など…
昨年度の新規相談は985件であった。(内訳:本人20%、同居家族19%、別居家族17%、民生委員6%、地域住民2%、ケアマネ11%)
山中比叡平地域は、大津市の中でも高齢化率の高い地域である。しかし、介護保険の利用は決して高くはない。これは、自立した高齢者が多いという側面もあるようである。しかし一方、高齢になって介護が必要になると住み続けられなくなって引っ越さざるを得ないというケースも多いのではないかと思われる。この点に関して分析が必要であろう。
最後に、小嶋さんの方から、「多職種連携の在宅医療・市民向け講座」を山中比叡平で開催させてほしいと提案があった。最近、やまの保健室では、緊急の事例や終末期の相談などがあった。提案されたテーマも地域として必要なことであると思われる。(南出成子記)
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