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いきいき体操教室で栄養学のプレゼンテーションを受ける

  日時:平成29年7月7日 11:00〜12:15

  会場:山中比叡平住民交流センター 多目的室


  7月7日の「いきいき体操教室」に滋賀医科大学の学生さん8名がやってきました。8人は、医学科4回生で、大津市すこやか相談所の紹介で、日頃ゼミで行っている食事や栄養の学習・研究の成果を私たち高齢者に伝えたいという目的でやってきたのです。

 最初に、いつものいきいき体操に参加してもらいました。8人は、たまたま全員が女性だったのですが、若さが輝くばかりの若い女性と一緒に体操をすることはもちろん初めてのことです。しかし、学生の方から、「あ、痛い!」などと声が出ると、メンバーは「体が硬いね」などと声をかけ、体操を継続している成果を再確認したようでした。

そのあと、「運動+適切なたんぱく質摂取でもっと“イキイキ”幸せに!」というテーマでプレゼンテーションが行われました。

 ・高齢になると筋肉量が減って、転倒を繰り返したり、寝たきりになっていきます。

 ・筋肉はたんぱく質から作られています。

 ・たんぱく質の合成と分解の繰り返しで、筋肉は常に作り替えされています。

 ・私たちは、食べ物としてたんぱく質を取っています。

 ・たんぱく質の適正量は、体重1kg当たり1gです。

 ・したがって、毎回の食事にたんぱく質が足りているかどうかを意識することが大切です。

 ・現在の高齢者の食事は、たんぱく質が不足していることが指摘されています。

 ・毎回の食事に、意識的にたんぱく質を多く含む食品を加えることが重要です。

 ・むつかしく考えないで、毎回の食事に、動物性たんぱく質(肉、魚、卵,乳製品)、   植物性たんぱく質(豆類)の一つを好きな形で取り入れることです。

 ・たんぱく質の取りすぎにも注意が必要で、脂肪は増やさない工夫が大切です。

 ・適度な運動が加わると、たんぱく質の合成は、さらに効果的に進みます。

 ・軽い全身運動を継続することと、食事でたんぱく質を適切に摂取することが筋肉を衰えさせない最も重要なことです。

 以上のような内容で分かりやすく工夫した発表をしていただきました。 「よくわかった」「時間がもっとあったらよかった」など、大変好評な声が出されました。 いきいき体操教室を続けていくモチベーションが高まった機会にもなったと思われます・  (南出成子)




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