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活動アルバム
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第15回「陽だまり楽習会」 学区社協と共催

日 時:2018年7月28日(土)13時30分〜15時30分

場 所:住民交流センター

テーマ:堅田おしゃべりボランティアの活動

講 師:堅田おしゃべりボランティア  後藤 千津 さん
    堅田学区社会福祉協議会会長  山口 寿津子 さん

参加者:8名

内 容

 堅田おしゃべりボランティアは、堅田地域で10年の活動歴を持つ、高齢者の話し相手をする団体です。楽しそうにいきいきと笑顔あふれる講師二人のお話は、さぞ地域のお年寄りに頼りにされているのだろうと思われるものでした。
 ボランティアの目的は、「地域にお住まいの一人暮らしの高齢者で、あまり外出されない方から依頼があれば訪問し、高齢者の気持ちに寄り添い、おしゃべりをし、高齢者の悩みを受け止め、孤独感や不安感を解消し、心豊かな生活を支援する」ことと話されました。

 以下、お話の内容に沿って報告します。

1.立ち上げ年月:平成18年9月
2.立ち上げ動機:メンバーのお母さんが、高齢と独居のため元気がなくなってしまった。
  お母さんのためと考えて、老人ホームへ入居させたところ、施設スタッフや同僚とおしゃべりできるようになって、見違えるほど元気を取り戻すことが出来た。このことから、高齢者の話したいことを受け止めて、おしゃべりすることは、元気に生活していくための基本であると確信して、友人と二人で活動開始を計画した。
3.勉強会:地域包括支援センターの協力で、4回の勉強会(堅田おしゃべりボランティア養成講座)を持った。勉強会では、@コミュニケーションの技術 A個人の価値観の違いを理解しよう B認知症の正しい理解 C高齢者の心理 などを学習した。
いざ実践へと踏み出したのは平成19年1月であった。
4.会員資格:養成講座を受講した人
5.活動方法:二人一組で訪問
6.活動回数:月に1〜2回
7.活動時間:1時間程度
8.対象:70歳以上の一人暮らし、あるいは80歳以上の老々家族
9.利用者の決定:民生委員さんと連携あるいは口コミ
10.役員構成:現在メンバーは26名、リーダー2名、班長3名、副班長3名
11.メンバー構成:3班に分かれて活動、2年に一度メンバー交代
12.定例会:毎月第3木曜日(14:00〜15:30)
 ここでは、各班の訪問の情報交換をしている。大切な心構えとして、会議で知りえたことは決して外へ漏らさないという守秘義務を徹底している。
13.最初の訪問:民生児童委員さんと一緒に訪問、家族の了解ももらう。
14、経費:堅田学区社協より補助金・市社協助成金(保険代)

以上のように10年間の活動を積み重ねてきました。

定例会の中で、自分たちの活動をまとめてみますと、
・対象者の方が、皆お元気になられたことが実感できる。
 中にはお亡くなりになった方もあるが、ご本人も家族もボランティアと関われたことを喜んでもらっている。
・ボランティアも、対象者とかかわることが喜びになり、ボランティア同士の連帯感も出来て生きがいになっている。
 ・活動が評価されて、大津市だけでなく滋賀県全体、さらには全国から要請を受けて、活動経験を広めている。 と話されました。

今後ともますますお元気で活動を進められますようお祈りいたします。

 私たちは山中比叡平で、学区社協やNPO活動に誇りを持って行っています。
他の地域の活動経験をお聞きすることによって、その地域らしさを生かして進められていることに納得し、敬意を持たざるを得ません。お互いに、これからも学びあっていきたいものです。(南出 記)




第15回楽習会  第15回楽習会 第15回楽習会

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